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会いたい人には会えるうちに

  • 執筆者の写真: たかまつなおき
    たかまつなおき
  • 2023年1月30日
  • 読了時間: 3分

八重洲ブックセンター本店(東京駅側)に行ってきた。

「著者とめぐる本選びツアー」というイベントに参加。

講師は、作家のはらだみずきさん。

今、ぼくが最も読みたい作家さん。


初めて買ったのは「ようこそ、バー・ピノッキオへ」という小説。

なんの予備知識もなかったのだけど。

本屋でたまたま見かけて、そのタイトルに妙に惹かれたのを覚えている。

それまで、あまり小説は読んでいなかったのだけど。

ちょうど自分がバーに興味を持ち始めていた時でもあり。

何度か目にして、ついに購入。

これが、自分にはとても心地よい作品だった。


あるバーに集う客とマスターのそれぞれの人生。

それが折り重なってできる世界。

それぞれ短編小説として完結もしているけど、全部繋がっている。

音楽で言えば、様々なジャンルの楽曲を集めたオムニバスアルバム。

なのに、全体を通して聴いたとき、一つのテーマが浮かんでくるような。

うまく表現できないけれど、とにかく。

ぼくは、この「はらだみずき」という作家の他の作品にも興味を持った。


次に「海が見える家」という本を見つけた。

現代社会に適応しきれなかった若者が、運命に翻弄されながらも。

自分の居場所、やりたいことを見つけていく成長物語。

この本は、やがてシリーズ化され、ロングセラーとなった。

続編が出るたびに、主人公の成長を見守るとともに。

ぼく自身の生き方にも、少なからず影響を与えることになった。

このシリーズは、昨年発行された4作目をもって「完結」が発表された。

しかし、舞台を海から山に変えて、新シリーズが始まるという。

とても楽しみである。


年が明けて、最初に読んだのが、「会社員、夢を追う」

去年の6月に発行されて、もとは「銀座の紙飛行機」という本。

著者の自伝的な内容。

これまた、大変な感銘を受けた。

この本の主人公とは違ってぼくは。

いわゆる「就職活動」を経験してこなかった。

そして「教職」という、自分が就きたい職に就くことができた。

それにも関わらず、定年まで勤めあげることをせず、自ら退いた。

ある意味では「自己実現」できたわけだが。

その一方で、「もっと他の自分」を求める気持ちも芽生えてしまった。


その他、もろもろ、いろんなことが折り重なり、今に至る。

「今さらながらの自分探しの旅」の途中である。


そんな折、Twitterを通して、今回のイベントを知った。

憧れの作家に直接お会いすることができるまたとない機会。

このタイミングで、お目にかかれて本当に光栄だった。

SNSを通じて、ぼくのことを存じてくれているのも嬉しかった。


「行きたいとこは行けるうちに

会いたい人は会えるうちに

やりたいことはできるうちに」


去年作った拙曲「今を生きる」のサビの部分。

今の自分の座右の銘。


ここのところ、ちょっと自分に甘えていたけれど。

今一度気持ちを引き締めて。

もう一つの自分の夢に向かって、真剣に取り組みたいと。

また気持ちを新たにできた。

そんな素晴らしい体験だった。


ありがとうございました。








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