【2023.10.21】Please Come in Sam’s Bar №1。 岡本主任との通算15回目のツーマンライブは、自分自身にとっては通算427本目。
自身の記録については、場所と日付、セットリストと割とマメに残している。
ただ、自主企画以外共演者までは記録していないのが残念だ。
ちなみに、主任に至っては通算677回目だそうだ。
そう、岡本主任こそ、マメ中のマメ男。
恐らく共演者も、その日の天気も、飲み食いしたものまでもも、
全ての記録を残していることだろう。
自身のステージだけでなく、鑑賞したライブについても事細かに記している。
それだけではない。
膨大なチラシの作成、パフォーマンスのための小道具、ネタの仕込み。
ポイントカードの発行、そして、その管理。 その合間に歌を作り練習している(笑)
そして、自身のライブがないときには、演奏仲間のライブに足しげく通う。
いや、これらすべてが「合間」なのだ。
なぜなら彼はフルタイムで仕事をしているから。
(実際、どっかの主任!(厳密にはその上))
まさに、ザ・キング・オブ・アマチュアミュージシャン。
2012年6月3日が、初めて主任とまともに話をした日。
まだまだ自分が弾き語りストとして駆け出しだった頃。
(と言っても、ソロとしてのキャリアは一年しか変わらないが)
主任は既に、自分の確固たるスタイルを築いていて、知る人ぞ知る有名人。
彼のステージに対する真摯な考えに、大いに共感し、刺激を頂いた。
当時、主任は自分にとって「憧れ」の存在であり、目標だった。
主任のライブに足を運んでは、いろいろと学び、自分も場数を増やしていった。
そして、ひとつの目標が実現したのが、2014年2月1日。
横須賀中央の Fuck Yeah! の自主企画への出演交渉に成功。
(他の場所での共演はもしかしたらあったかも知れない)
同年、8月2日には主任企画「僕たち元気な男の子」に呼んでもらった。
(ちなみに、アンコールで出演者全員が上半身裸になったという逸話ができた…)
そして、2015年4月18日、ついにツーマンライブが実現。
それが、この「Please Come in 」シリーズ。
途中、コロナ禍の影響もあり、どちらかが欠場したり、開催中止したりもしながら。
過去14回、ツーマンライブを重ねて来た。(自分の姉がゲストで出たことも…)
いつかの「憧れ」は、もはや憧れではなくなっていた。
そして、いつしか主任は自分のことを「ライバル」と表現してくれるようになった。
しかし、自分にとって彼が「目標」であることに変わりはない。
先述のマメさに加えて、とにかく来場者を喜ばせ、楽しませようとする心構え。
エンターテイナーとしてのホスピタリティと表現力。
今回のライブの写真だけでも、それを垣間見ることができるだろう。
(弾き語り中と思えない動きだけでなく、表情にも注目!)
主任は、シリアスなのから始まり、激烈おバカ、社会問題の演劇系、さわやか、
かわいい、客席巻き込み、追悼、元気いっぱい応援ソングと、振り幅全開!
まるでワンマンライブ並みの平常運転、さすがのパフォーマンス!
さて、自分のパフォーマンスについて。
このイベントは、いつも各2ステージ。
本番まで順番を決めず、「勝った方が先行」でステージ前に公開じゃんけん。
ここも全部記録を取っていなかったのがとても残念なのだが。
結構な割合で負けていた。
が、ここのところは少し盛り返してきている印象。
この日は、前半自分が負けて、後半は勝ちの一勝一敗。
要するに、主任 → たかまつ → たかまつ → 主任の順番。
結果的に良い感じとなった。
新会場となったからと言うわけではないだろうが、ご新規のお客様多数。
自分のステージをご覧頂くのが初めてという方が半数以上!
なので、前半は座りでしっとりと、後半は立ちで力いっぱい。
そんな構成にしてみた。
1.猫の寝言
2.なす
3.坂道のオートバイ
4.きれいごと
5.月兎ーOur Way
6.断決
7.ゴロワーズを吸ったことがあるかい?って聞かれたけどなかったからゴロワーズを吸ってみた
8.帰る~こころのふるさとへ
9.ロングツーリング
10.今を生きる
E.岡本主任のテーマ曲(with 岡本主任)
1.の猫で静かに幕開け、佳境のところで、初めての言葉が出て来てしまい、この日だけの歌詞で歌ってしまった。意味は伝わっただろうが、その実、かなりしどろもどろに…。
4.は今年の新曲だが、あまりアピールせずこっそり歌ってる自分にとって実験的な曲。
冒頭で歌詞が逃げてしまい、やり直しに(笑)
と、まぁ、それなりにミスはあったのだが、最大のミスはピックアップの電池切れ? 途中でノイズが出てしまったようだ。
ただ、電池はそこまで古いものではなく、以前、別会場でもノイズが出たから。
もしかしたら、別の要因なのかも知れない。
後半の始まりは、久しぶりに歌った断決。
これも一か所歌詞がおかしなことになった…練習不足だ、反省。
8の帰るも、最近よくやっているE→Aという転調バージョンなのだが。
Eの時のアルペジオが不安定過ぎてダメだ。
そういう意味では反省点の多いパフォーマンスだったのだが。
「自分の想いを言葉とメロディに乗せて伝える」ことはできた手応えがあった。
オリジナルを、初めての方にいかにして聴いてもらえるか。
この日は、写真など資料を用意してこなかったので、すべてMCが頼り。
みなさんがしっかり耳を傾けてくださったのが本当にありがたかった。
ちなみに、ここSam’s Barで演奏するのは、2018年2月1日以来。 その前は、2015年3月15日の主任企画まで遡る。
マスターのサムさんは、一昨年鬼籍に入られてしまった。
カウンターで、拙曲「ロングツーリング」を聴いてくださっていた時の。
優しい眼差しとその姿が忘れられない。
バイク好きだったサムさんのことを想って、今回も歌わせて頂いた。
ラストの「今を生きる」、最後の言葉のところで、拍手を頂いた。
自分のメッセージが届いたことが実感できた瞬間だった。
さてさて、いよいよライブも佳境!
主任の2ndステージのラストで、突然ステージに呼ばれた。
聞いてないよ~だったけど、これがまた面白かった。
主任が仕込んでいたネタ、自分もカボチャーマンに(笑)
大好きな主任の「明日からは!」で熱唱!
そして、アンコールセッション。
主任のテーマ曲。
途中で、それぞれのソロコーナーがあるのだが。
ここではかくし芸とか、演芸大会的な要素がある。
何をするかはお互い本番まで内緒、手の内は見せない(笑)
その順番もじゃんけんにしたのだが、負けてしまい、主任の後に。
正直、先に済ませておきたかったが、しょうがない。
先行の主任はマジック!
オリーブの首飾りのBGM付という用意周到ブリはさすが。
しっかり成功させて、自分の番に。
自分が用意したのは、この夏の密かなマイブーム、「ルービックキューブ」
まだそんなに早くは揃えられないのだけど、何とか3分以内で成功(笑)
これが思いの外受けたので良かった♪
(成功写真がないのが残念だけど、それだけ皆さん集中して見てくれたってこと!)
ま、そんなこんなで、新しい幕開けとなった岡本主任とのツーマンライブ。
数あるイベントの中でこの場を選んでくださった皆様と。
素敵な会場をご提供くださったイクコさんに本当に感謝。
そして、誰よりも岡本主任に、心からありがとう。
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