年度末、年度の大晦日、3月31日。
ちょうど一年前、退職辞令を受け取った。
早いもので、もう一年。
あっという間。
されど、一年間という年月は、やはりそれなりに長くもあり。
いろいろなことがあった。
思い描いたものは、実際にはそうでないことの方が多かったかも。
でも、それは決してネガティブなものばかりでなく。
自分が思いもしなかった未来が待ち構えていたりもした。
例えば、カルチャーセンターの仕事なんかまさにそうだ。
中川五郎さんとのツーマンや、バンドライブの実現もそう。
反面、期待通りにいかなかったことも、もちろんあった。
実現させようと思っていたのに、果たせなかったこともあった。
去年、人生に一区切りをつけるにあたり、「断決」という歌を作った。
その一節に、次の言葉がある。
「決めて断つのは簡単なことだが
断つって決めるのは簡単じゃなかった
けど 一度決めたなら前に進むだけだし
もうひとつ 夢を掴みにいくんだ」
高校時代の卒業文集、「将来の夢」の欄に3つの夢を書いた。
「教師」「ミュージシャン」ともうひとつ。
「教師」は叶えた。
「ミュージシャン」という夢を叶えたと言い切って良いかは微妙だが。
自作の音楽を通して、様々なことを経験できていることは事実。
そして、もうひとつ。
このもうひとつの夢のために、この一年間、それなりに時間を使った。
夢の実現のために、手放してしまったものもある。
だけど、何一つ実現できないまま、一年が過ぎた。
原因は分かっている。
だから、まだまだこれから、もっともっとこれから。
もう少し、がんばってみようと思うんだ。
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