プロ野球がようやく開幕した。
いや、知ってる。3月30日から開幕してたのは。
だけど、ベイスターズファンの自分にとっては、今日が開幕。
待望の今季初勝利。
今年は、WBCの日本優勝に沸いたこともあって。 NPBも、MLBも、大変興味深く見守っていた。
実際、大谷サンは素晴らしいし、吉田選手もすぐ結果を出した。
ダルビッシュも、マエケンもナイスピッチ、藤浪も可能性は示した。
筒香にもなんとか踏ん張ってほしい。
日本はと言えば、村上の開幕初打席アーチ。
去年の56号から、シーズンを跨いでの2打席連続アーチ。
オリックス、森友哉の西武戦での一発とか。
結構見どころ満載。
だがしかし。
我がベイスターズに至っては、かなり理解に苦しむ開幕だった。
自分は贔屓のチーム故に、当然今シーズンの優勝を予想しているのだがしかし。
実際、今年の戦力的には、上位を予想している解説者も多い。
オープン戦の戦績は散々だったみたいだがしかし、所詮オープン戦。
開幕したら、快進撃を期待していたものの。
天敵、タイガースに三連敗。
本当は「よもやの」とつけたかったけど、敢えて外した。
それは、開幕戦のオーダーに理由がある。
タイガースの先発は、右変速右腕の青柳。
昨シーズンの防御率、勝率、最多勝の三冠投手、当然セのベストナイン。
昨シーズンの被打率が、右打者.163、左打者は.241。
対ベイスターズ戦は、3勝1敗、防御率3.18。被打率は、.250。
実は、ベイスターズは、最も青柳を打っていた。
その作戦は、スターティングメンバーに、ずらっと左打者を並べてのもの。
そういうデータがあったからか、三浦監督は開幕戦も同じ戦法をとった。
チームの顔と言える宮崎や、ソトを外しての開幕戦。
しかし、頼みの左打者がまったく機能せず、5回までヒットは右打者の牧の内野安打のみ。
ようやく反撃の一打を放ったのが、途中出場、右打者の宮崎。
結局、この試合、3-6で負けるのだが、3点はすべて宮崎。
勝負ごとに「たら・れば」はない。
宮崎をスタメンで使っていたら、勝てたとか、そういう問題ではない。
自分が言いたいのは、開幕戦の位置付けだ。
優勝を本気で狙うチームの初戦、データよりも何よりも。
「今年はこのメンバーで勝ちに行く」
そういう気概を表すことが重要だったのではないだろうか。
仮にそれで負けたとしても、意気込みが伝わるだろう。
開幕戦も「143分の1」
これが三浦監督はじめ、ベイスターズの結論だったのだろうけど。
策が空回りしての負けは非常にダメージが大きい。
実際、それで空回りしたのか、2戦目は大逆転負け。
勝ちのなくなった試合に抑えの切り札山崎を投入しての黒星。
ダメージが大きく、3戦目は見せ場もほぼないまま完敗。
そして、本拠地に場所を移しての初戦も、読売に0-9と惨敗。
そして今日。
開幕スタメンを外されたプーさんこと宮崎の活躍により、初勝利。
怪我から復帰した平良の好投、リリーフ陣の踏ん張りにより、完封。
だけども。
打撃陣は頂けない。
四死球を9つ選びながら、ヒットは5本、残塁11。
自分は昔からこの効率の悪すぎる攻撃を。
「フラストレーション打線」と呼んでいるのだけど。
それだけは、今年も健在。
機動力野球を掲げるとか言いながら、そんなものは垣間見えず。
まぁ、それでも、勝ちは勝ち。
これから、どんどん巻き返していってもらいたいと切に願う。
できることならば、今、ここにこんな風に綴った素人の批評を。
シーズン終了時には、完全に覆してお釣りがくるような結果でありますように。
横浜優勝!
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