それは、5月の連休のこと。
(元記事はこちら)
その歌は、すぐにできた。
タイトルは、表題通り「月兎~Our Way」
今までの自分にはなかったタイプの楽曲で、とても気に入っている。
一人で弾き語っている時も、常に頭の中でバンドサウンドが鳴っている。
ご機嫌なロックンロールナンバーだ。
あの日のことがなければ、絶対にできなかった歌だ。
5月28日(日)のライブで既に発表済みだが、音源や動画での公開はまだ先のつもり。
さて、再会を誓ったあの人との約束の日はすぐに訪れた。
今度は出張で東京を訪れたその人と夜の渋谷で再会。
自分は、翌日のライブのために、ギターを背負って出かけた。
自宅から東京のさらにその先にあるライブ会場。
ゆっくり過ごすために、宿を取って準備万端でその人と再会した。
今度は差しで、飲んで食べて語らう。
店を出て、近くにあったカラオケボックスに入る。
二人だけのオフ会。
そこで、「月兎」を聴いてもらった。
「録音物」は既に送って聴いてもらっていたが、生で歌えると感無量。
かなり酔っていたからパフォーマンスとしてはひどいものだが、それはご愛敬。
そして、二人で敬愛するシンガーの歌を歌った。
カラオケに入っていない曲は、ギターを弾いて歌った。
1時間、密度濃く大騒ぎして、電車に乗り込む。
良く分からないが、二人が訪れたのは深夜の新宿中央公園。
勢いに任せて、久しぶりかつ想定外の「神出鬼没風光明媚ライブ」を決行!
ここで選曲したのは件の「月兎」ではなく、「坂道のオートバイ」
去年、四国八十八か所参りの途中に出会ったライダー遍路さんの歌。
一度お目にかかっただけの方だが、ぼくに計り知れない影響を与えてくださった。
再びお目にかかれることはないかも知れないが、何らかの形で届くことを願っている。
ちなみに、この日は新月・朔の二日前、有明月。
兎は見えなくても、この日も心が弾んだことに変わりはない。
翌日のライブでは、もちろん「月兎~Our Way」を歌った。
本番でパフォーマンスを磨きながら、これもやがて公開できるようにしたい。
今回、その人のCDを頂いた。
今、彼の歌を聴きながら、このブログを綴っている。
「心の地図を広げて これからどこへ行こう
十字路で地図を広げて これから何をしよう」
ぼくの地図はどこを指している?
Comments