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執筆者の写真たかまつなおき

注意力、判断力、決断力、そして想像力


注意力、判断力、決断力という項目があった。

いくつかの状況に対する質問から判断するもの。

当時の自分は「注意力 C」「判断力 C」「決断力 A」などという。

およそ、車を運転してはいけないと思える診断結果だった。

(だからと言ってお咎めがあったわけではない)


注意力 Cは、危険が迫っていることに気付けない。

判断力 Cは、安全な行動を取るための思考が足りない。

しかし、決断力だけはAということは。

後先考えずリスクの高い行動をしてしまうということだ。


この結果を見た時、いくつかの質問に当てはまるものを思い出した。

思うがままに正直に答えたら、そうなってしまったのだ。

自分の性格の傾向を知り、これは危ないと考えを改善するよう努めた。

運転免許証は無事に取得できた。

その後、自動二輪も取得した。

また同じ適性検査があったので、今度はさすがにオールAだった。


それでも、そうそう簡単には自分の性格は変わらないようで。

オートバイに乗っていた時、小さな事故や転倒は何度か経験した。

「バイクは、大小関わらず絶対に誰もが事故は経験する」

そんなふうな言葉を聞いたことがある。

だから、自分が経験した時も、「仕方ないこと」ぐらいに思っていた。

だけど、それはやっぱり違うと思う。

どの事故や自爆も、後から思えば防げたはずのものばかりだった。


やがて、バイクを降り、自動車に乗るようになった。

バイクは身がむき出しで危険だが、視界は良好だ。

四輪は死角が多い分、自分は運転に不安要素を多く感じる。

だから、その分運転には慎重になれるようで。

これまでのところ、警察のお世話になるような事故はない。

(壁に擦るなどの自爆は何度も経験済…)


いずれにしても、この「注意力」「判断力」「決断力」という力は。

とても重要な項目だと常に思っている。

そして、それは運転時に限ったことでなく、日常生活においても同様である。

自分なりのそのことを自覚してこれまで過ごしているつもりでも。

時々、そのことを忘れて、やらかしてしまうことがある。


自分は良かれと思ってしたことでも。

それが裏目に出て、想定外の事態を引き起こしてしまう。

「まさか、こんなことになってしまうとは」という後悔。

そんなことにならないようにするためには。


注意力、判断力、決断力に加えて「想像力」が必要だと思う。

これをしたら、どうなるか。

良いことも、悪いことも含めて幅広く想像できることが重要。

そして、悪い事態が起こったとき、どう対処するか。

そこまで考えが及ばないと、重大な過失に繋がることがある。


では、想像力を養うためには、どうすれば良いか。

やはり、常に様々な事象に対して関心をもつこと。

そして、自分で調べたり、考えたり、時には人と議論したり。

あと、なにか「ものをつくる」ということは有効だと思う。

それは、有形無形どちらでも構わない。

何もないところに新たなものを生み出す時、そこには創意工夫がある。

想像が創造になっていく。

もちろん、そこには道徳的に正しいことが前提だ。

では、その道徳性を養うには・・・?

と、ここまで来ると議論が尽きない。

とりあえず、今回は「想像力」の重要性について。


先日、SNSで友人の投稿を見て、こんなことを思った次第。

具体性に欠ける内容だけれども。

自分自身の考えを今一度整理しておきたいと思った。

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